2次元DWG(DXF)からの部品作成 その2


2DCADからDXFやDWGをSOLIDWORKSのスケッチに取り込み【2Dから3Dへ】コマンドを使用して3D化する方法をご紹介します。
取り込んだ線には拘束が付加されません。
変更を行うと形状がくずれてしまうため、変更を行わないモデル(購入品、ワークなど)に対しては有効です。
変更が必要なモデルの場合は、1から作成した方が変更に強いモデルを作成できます。

練習目的

・【2Dから3Dへ】コマンドの使用
・自動完全定義

  1. 部品を新規に作成し、正面に【2D-2.dwg】を挿入します。
    ※講習データフォルダの【2次元DWGからの部品作成】フォルダ中の【2D-2.dwg】
    ※寸法は必要ありません。

  2. 2D図面の正面図にあたる部分を、正面と認識させます。
    正面図のエンティティをすべて選択し、【正面スケッチに追加】コマンドを実行します。


    新たに【スケッチ2】が作成され、正面図が【スケッチ2】に挿入されました。

  3. 同様に、側面図にあたるエンティティを【右側面】と認識させてください。
    新たに【スケッチ3】が作成され、側面図が【スケッチ3】に挿入されます。

  4. 【スケッチ2】及び【スケッチ3】は【未定義】ですので、自動で【完全定義】にします。
    まず、全体の位置合わせを行います。【スケッチ2】を編集状態にし、左下の端点を原点に合わせます。
    左下端点を選択後【スケッチ整列】コマンドを実行します。


    位置合わせ時に、1つの点を選択し【スケッチ整列】コマンドを実行すると【原点】に位置合わせされます。

    【スケッチの完全定義】コマンドを実行し、【計算】ボタンをクリックします。
    一度で完全定義にならなかった場合は、一度OKをし、再度【スケッチの完全定義】コマンドを実行し、
    【計算】ボタンを押す作業を、完全定義になるまで繰り返します。
    ※一度で完全定義にならない場合は、未定義を知らせるウインドウが現れることがあります。
    ※【スケッチの全エンティティ】ではなく【選択エンティティ】にチェックを入れ、全体を選択後【計算】を行う事で、
    一度で完全定義になる場合もあります。

  5. 同様に【スケッチ3】も、位置合わせ、完全定義を行ってください。
    ※完全定義後、スケッチ編集を終了します。

  6. 正面図を押し出します。
    ツリーから【スケッチ2】を選択後、【2Dから3D】の【押し出し】コマンドを実行します。

    側面図の奥の端点をクリックする事で、押し出しの距離が自動で設定されます。
    下図のようにプレビューが出ましたら押し出します。

  7. 側面図から、反対側の押し出しカットを行います。
    【スケッチ3】を選択後、【2Dから3D】の【カットに変換】コマンドを実行します。

    カット距離は頂点を指定し【反対側をカット】にチェックを入れ、OKします。